
令和6年度の成人式撮影もひと段落。
今年は当日の撮影が例年より少なく、ゆっくりと撮影をおこなうことができました。
北九州の成人式会場が変更となりましたが、そういった由縁もあるのでしょうか。
気持ち的にはちょっと寂しいですが、これくらいのペースが良いかもしれませんね。
ちょっと前までは成人の方を撮影させていただく時に、自分の年齢がほぼ倍ですねといったことを話しながらリラックスを狙っていました(成否は置いておいて)。
しかししかし、あっという間に通り過ぎてしまいましたねえ。
まだ若いなんて思っていても、現実は数字となってずんずんと若気を追い詰めていきます。
「今が一番若い時」という言葉の重みを実感します、まさしくその通り。
成人に限らず着物撮影ではいろいろな小物を使って、ハリや流れをコントロールしてバランス良く綺麗に見せて撮影します。
そのようにして整えていきこれだという一枚を撮影する、のですが通り越してしまいまして(?)今では逆にあまり何も活用しておりません。
自然な流れの中で美しさを探してお撮りしています。
花鳥風月に魅力を覚えだすこの頃、ありのままが一番美しいと感じるのです。
そういうことも念頭に入れると、着物の具合について写真屋それぞれの雰囲気が見て取れるかもしれません。



